FX初心者がゆっくり投資で資産運用にチャレンジするブログ

FX初心者が、FX口座を作ってFX取引を始めてからの経緯を記録。

FX初心者の私が少し迷った「店頭FX」と「取引所FX」の違い、ネット上の情報は少し古いものが多いので注意が必要

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私がFXを始めようと思ってどこにFX口座を開設するかを検討していたとき、「くりっく365(取引所FX)」という単語を見て、これと普通(普通という言い方はおかしいかもしれませんが)のFX(店頭FX)の違いは何なの? と疑問に思って少し調べました。

その時、最初に単純に検索して出てきた多くのサイトで「税制的にくりっく365(取引所FX)の方が有利」みたいな話が書いてあって、そうなの? と思った訳ですが、よくよく調べて見ると、2012年1月以降は両者の税制的な差はなく、逆に手数料などコスト面では取引所FXである「くりっく365」の方が不利。

よい点とすれば「くりっく365」に参加できるFX業者は、財務体力に余力のあるFX業者に限られることによる安心感や、投資家が預けた証拠金は、東京金融取引所へ全額預託されるので、FX業者が万が一破綻するようなのことがあっても預けた証拠金はきちんと保護される点などが挙げられる程度ということがわかり、個人的には一旦選択肢から外しました。

「取引所FX(くりっく365)」の場合、投資家が預けた証拠金は、東京金融取引所へ全額預託されるので、FX業者が万が一破綻するようなのことがあっても、預けた証拠金はきちんと保護され安心です。とは言っても、先日下記の記事で書いたとおり、店頭FX型のFX業者であっても、信託保全によって投資家の資産は保護されているため、それ程安心感に差はありません。あとはFX業者の会社的な規模、社会的信用をきちんと見極めた上で口座開設すれば、店頭FXだからといって別段大きなリスクはないでしょう。

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「店頭FX」と「取引所FX」の違い

「店頭FX」と「取引所FX」の違いは、我々のようなFX初心者には、ちょっとわかりにくいので、FX口座を開設する際にどっちで口座を作った方がいいの? と迷ってしまう場合もあると思います。特に「店頭FX」と「取引所FX」の両方を取り扱っているFX業者の場合はなおさらです。そこで今更ながらですが、「店頭FX」と「取引所FX」の違いについて私が調べた範囲で簡単にまとめてみます。

取引所での取引をFX業者に仲介してもらう「取引所FX」

日本における取引所FXである「くりっく365」は、2005年7月に日本初の公的な取引所FXとして、株式会社東京金融取引所(略称:金融取)が上場した取引所為替証拠金取引の愛称です。FXが登場した際は「店頭FX」しかありませんでしたが、当時は悪質な業者も混ざっていたり、投資家保護の仕組みも整備されていなかったため、無茶なレバレッジの設定や、そもそもお金だけ集めて消えてしまうような詐欺的な業者までいて、一部では金銭的な被害が発生したりしたそうです。FX=危ないという一般的なイメージもその頃に付いたイメージが大きいかもしれません。

そこで、投資家を保護し、透明性と公平さを高めたFX取引の仕組みとして、「くりっく365」が登場し、「店頭FX」に加えて、「取引所FX」が可能になったという流れ。その際、「活性化を図るための税制面での優遇措置」も設けられ、「くりっく365」の方に税制的な優遇措置が行われました。結果としてその時期に書かれた記事や紙媒体の情報では、『「取引所FX」の方が税制的に有利』という書き方になっているわけですね。

古い情報で出てくる「取引所FX」の税制的な優遇を具体的に挙げると下記のような点になります。

  • 申告分離課税で税率は20%(所得税15%、住民税5% / 2037年12月31日まで復興特別所得税として所得税の額に2.1%上乗せした金額が追加課税)
  • 繰越控除が可能

ところが、前述したとおり、2012年1月以降は「店頭FX」でも同じ税制が適用されますので、税制面に関する「取引所FX」のメリットは現時点ではありません。情報を検索する場合はその情報が書かれた時期についても少し注意する必要があるでしょう。

ちなみに「取引所FX」では、投資家はFX業者と直接通貨を取引しているわけではなく、東京金融取引所での取引にFX業者を介して参加させてもらう形を取ります。東京金融取引所からFX業者は手数料を取られますし、FX業者も投資家から手数料をもらわないといけませんので、総じて取引手数料面では店頭FXに比べて不利になります。

主要な「くりっく365」取り扱いFX業者

FX業者と投資家が直接取引する「店頭FX」

一方の「店頭FX」は、FX業者と投資家が直接通貨を取引するFX取引ことです。基本的に現在人気のFX業者は、ほとんどが「店頭FX」になります。「取引所FX」に比べて手数料の面ではFX業者の色が出しやすいため、FX業者によって差が出ます。手数料面では「取引所FX」に比べて大きなメリットが期待できます。

また、上にも書いた通り、2012年1月以降は「店頭FX」でも下記の税制が適用されます。

  • 申告分離課税で税率は20%(所得税15%、住民税5% / 2037年12月31日まで復興特別所得税として所得税の額に2.1%上乗せした金額が追加課税)
  • 繰越控除が可能

繰越控除というのは、FXで損失が出た場合にそれを翌年以降に繰り越しできる仕組みのことで申告分離課税のメリットのひとつです。

FXにおける通年(1月1日~12月31日)の損益がマイナスとなった場合、その翌年以降3年間に渡り、他社で取引している店頭FXや店頭CFD、店頭先物取引、取引所における先物取引等で発生した利益から、この損失額を控除することができます。これによってFXで損失が出てしまった場合でも、翌年以降、節税という形で多少は被害を減らすことができるわけです。

ただし、損失の繰り越し控除が適用されるためには、損失が生じた年に確定申告をしておかないといけませんので注意が必要です。この辺はファイナンシャルプランナーさんや、税理士さんなど専門的な方の解説を参考にしていただく方がよいでしょう。

私がFX口座開設を検討したFX業者と実際に口座を作ったFX業者